お米が好きすぎる農場。

yokota nojo

採用情報

私たちと一緒に働きませんか?

横田農場では、「お米の未来を育てる」というわたしたちのビジョンに賛同し、社員として仲間に加わっていただける方を募集しています。あなたのアイデアと行動力が、横田の米作りをもっとおいしく、面白くしてくれるはずです。ご応募、お待ちしています!

横田農場と結の精神

「結」とは

「結」とは、日本の農村などで古くから形成されていた地域の相互扶助体制のことです。
大規模な収穫や、莫大な労力のかかる茅葺き屋根のふきかえなどを、コミュニティーのちからで支えていました。

目指すのは「自律分散型組織」。

強力なリーダーシップによって「誰かがひっぱられる組織」ではなく、メンバーそれぞれが自律的で自発的な、助け合いとしての「結」。横田農場も、この結の考えかたを組織の基本姿勢として、社員それぞれが考え、行動することで進化する米づくりを目指しています。

業務内容

生産

苗の栽培から収穫までの仕事です。
お米は生き物なので、ほかの生き物がそうであるように、人がなにかしなくても育ちます。
私たちの仕事は、そんなお米がより安定的に収穫でき、さらに人にとってよりおいしくなるように、
毎日変わる稲の状態、天候を読み、それらと対話しながら稲の成長を手助けするものです。
また、稲と人の動きをできるだけデータとして残すことで、
次の作業、次の年の米作りを効率化する取り組みにも挑戦中です。

精米

お米を作ったら終わりではなく、「お米を食べてもらう」までが私たちの仕事、と横田農場は考えています。
精米の作業は収穫後の稲から籾殻やぬかを取り除くだけでなく、品種混ざりやゴミ、虫の混入をなくし、
お客様がいつも安心しておいしくお米を食べていただけるようにすること。
お客様に「安心」を届けることで「信頼」をいただく、大切な仕事です。
また精米と出荷のタイミングを管理し、つねに新鮮な状態でお米を食卓に届けることにもこだわっています。

研究

四季の周期を超えて、天候は長期的にも変動しつづけます。
また私たち農家のありかたも、規模や、求められる品質といった面で変わりつづけています。
こうした変化をとらえ、農家である自分たちがこれから10年後、20年後に必要となるであろう生産技術を、
自分たちで開発していく、というのが横田農場の研究活動です。
さまざまな企業や研究機関と共同でデータ収集、開発、実践を繰り返しながら
未来の米作りの形を追求します。

おこめLABO

「お米の新しい価値を生み出す」ことをミッションに、
お米のあたらしい食べ方、楽しみ方を開発し、消費者のみなさまに伝えていく活動です。
米粉をつかったスイーツづくりや、見た目にもカラフルで、
親子でつくれる「デコ巻き寿司」などのワークショップを随時開催しています。
自治体から依頼を受けて開催するケースも少なくありません。

スタッフの声

生産

平田 雅敏

2003年入社

生産担当です。前職は電気屋さんでしたが「自分たちにしか作れないものを作りたい!」という思いがあり、工業製品とは違って二つと同じものができない農業というものに惹かれ、2003年に入社しました。外の空気を吸うのが好きでもあり、日光を浴びながら仕事をするのは気持ちがいいです。
米作りは、とにかく全てのコンディションが一期一会というか、同じことをしても同じものはできません。それが面白みでもあり、難しいところでもあります。目下の課題は、面積あたりの収穫量をもっと増やすことです(もちろん味には自信があります!)。自由な裁量と責任の両方を持たせてもらっているので、常に全力で取り組んでいたいです。
生産

小川 春樹

2009年入社

母校である大学の研究室の指導教員に紹介していただいたことがきっかけで横田農場に転職し、10年ほどになります。それまでは生協で営業マンをしていました。現在は田んぼの水管理、籾摺りの作業を担当しています。
水の管理は、米の生育や収穫量を大きく左右する重要な作業なので責任重大ですが、同時にやりがいも感じています。毎日刻々と変わる天候をみて、その時の稲の生育状況にとってベストな水位を保ちます。
社長含めてメンバーが比較的若く、個人の裁量に任される自由さがあり、オープンな雰囲気で働けています。とにかく毎年、トラブルなく収穫ができるよう毎日の積み重ねを大切にしたいです。
精米

城山 善博

2009年入社

もともと食品系の卸売業者につとめていましたが、自然の中で働きたい、農業がやってみたい、という想いがあり2009年に入社しました。
米は、精米をしてから出荷されますが、精米したところから劣化が始まります。そのため、精米作業は質だけでなく、いつ、どのくらいの量の出荷が必要になるのかという需要予測をして、最適なタイミングで必要な量だけを精米することが重要になります。少な過ぎれば店頭で欠品を起こしてしまうし、多過ぎれば劣化した米を余らせてしまうことになります。このさじ加減を間違えないように日々注意を払っています。納品も担当しているので、自分たちの米を仕入れてくれる販売店さんや、実際にわたしたちのお米を食べてくれるお客様と直接触れ合うことができるのも、今の仕事の楽しさですね。
研究

小笠原 慎一

2016年入社

農業研究所勤務から転職しました。頭だけでなく体も動かしたいという気持ちがありました。横田の現場では、播種(種まき)や稲刈りを担当しています。
前職から一貫して、米の収穫量を安定させる、ということをしていると思っています。予測できない自然の動きにたいして、今年はどういうアプローチをすればよいか?来年はどんな試みができそうか?などということを考えながら田んぼを眺めるのが好きです。
また、生産の過程で色々とあたらしい取り組みをしても、最終的には食卓にとって手頃な価格が保たれていること、にもこだわっています。毎日食べてほしいので、高いとダメです。横田農場は、品種や技術開発などの新しいチャレンジがしやすい環境で、そこが気に入っています。
おこめLABO

横田 祥

1998年入社

経験値はゼロでしたが、農業という仕事に魅力を感じていて、大学を卒業後、98年に入社しました。おこめLABOを担当しています。生産された米を加工して米粉などの製品にしたり、それを販売するところまで行っています。またお米の新しい食べ方を提案するワークショップなどもしています。横田農場のメンバーのなかでも特にお客様と直接コミュニケーションをとることが多い分、お米の魅力や、私たちのこだわりについて直接伝えられるのが嬉しいです。お米にはまだまだ未知の可能性がたくさんあると思っているので、もっと切り拓いていきたいですし、そういう可能性と、またこれまで受け継いできた部分も含めて、お米の魅力を次の世代に伝えていきたいです。
横田農場スタッフ集合写真 横田農場スタッフ集合写真